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トルコリラ最安値更新 大統領の中銀副総裁ら更迭で

【イスタンブール=木寺もも子】14日の外国為替市場でトルコリラが一時、対ドルで1ドル=9.1リラ台まで下落し、過去最安値を更新した。同日未明にエルドアン大統領が中央銀行副総裁2人を含む金融政策決定会合メンバー計3人を更迭。政権による中銀への介入が強まっており、金融政策が混乱することへの警戒感が広がった。

更迭人事の背景にはトルコ政権内の権力抗争があるとみられる。中銀を巡っては最近、カブジュオール総裁の更迭観測が浮上し、更迭された副総裁の名前が後任候補として一部で報じられた。エルドアン氏は13日にカブジュオール氏と面会するなど火消しに努めており、信任を示すために副総裁を更迭した可能性がある。

経済学の常識とは逆の「高金利がインフレを引き起こす」と主張するエルドアン氏はたびたび中銀の人事や金融政策に介入し、景気を下押しする利上げをけん制してきた。総裁は過去2年半で3度交代させている。

政権からの圧力を受け、中銀は9月の決定会合で主要政策金利を19%から18%に引き下げた。インフレ率の影響を考慮した実質金利はマイナス圏で、対ドルのリラ相場は下落に歯止めがかからない。

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