/

イタリア、ベネチアへの大型クルーズ船乗り入れ禁止

大型クルーズ船の入港で生態系や建築への悪影響が懸念されている(6月、ベネチア)=AP

【ウィーン=細川倫太郎】イタリア政府は、「水の都」と呼ばれる北部ベネチア中心部への大型クルーズ船の乗り入れを禁止する。8月1日から適用する。船が起こす波によって歴史的建築物や海洋環境への悪影響が懸念されていた。

重量2万5000トン以上、長さ180メートル以上などの条件に該当する船を対象に、サン・マルコ広場の周辺の運河などに入れなくする。ドラギ首相は14日までに「ベネチアのラグーン(潟)を守る重要な一歩になる」との声明を発表した。今後、大型クルーズ船はベネチアから数キロメートル離れた工業用の港を利用することになる。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は6月、世界遺産であるベネチアを価値が失われる恐れがある「危機遺産」に登録することを勧告した。16日から始まるユネスコの世界遺産委員会は登録の是非を判断する見通し。伊政府はその前に対策を打ち出すことで、登録を回避したい狙いがあるとみられる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン