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イタリア、少数政党の2閣僚が辞任 元首相が政権批判 

【ウィーン=細川倫太郎】イタリアの連立政権の一角を成す少数政党「イタリア・ビバ」の2人の閣僚が13日、辞任した。同党を率いるレンツィ元首相は新型コロナウイルスによる経済悪化からの復興予算を巡って政府を批判してきた。コンテ首相は政権維持に向け、早急に対応を迫られることになる。

レンツィ氏は同日の記者会見で「我々は政治危機は引き起こしていない」と述べ、あくまで責任はコンテ首相にあると非難した。欧州連合(EU)の資金を活用した復興予算の使い道などを巡り、レンツィ氏はコンテ首相と対立。要求が通らなければ、自身の党の閣僚を内閣から引き上げると警告していた。

今後の展開は読みにくい。イタリア・ビバが連立与党から抜けると、政権は議会で過半数を維持するのは難しくなる。コンテ首相は多数派工作に向け、野党の支持の取り付けに動く可能性もある。レンツィ氏は「次のステップはコンテ氏次第だ」と話し、条件が折り合えば政権に再び参加する可能性も示唆した。

イタリア・ビバの支持率は3%にも満たない。国民からの人気は低く、レンツィ氏は政界で存在感をアピールするのに必死になっている。新型コロナの対応を最優先しなければいけない時期に政治混乱を引き起こした言動を批判する声も多い。

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