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南ア暴動、死者45人に 軍出動も混乱拡大

【イスタンブール=木寺もも子】南アフリカの東部ダーバン周辺などで広がる暴動で13日までに少なくとも45人が死亡、700人超が拘束された。現地メディアが伝えた。政府は治安維持のために軍を出動させたが混乱は収束していない。

暴動は法廷侮辱罪で禁錮刑を受けたズマ前大統領が7日に収監されたことへの抗議デモをきっかけにして始まった。ズマ氏の出身地である東部クワズールー・ナタール州を中心に商業施設への放火や略奪、道路の封鎖などに発展した。最大都市ヨハネスブルクのショッピングモールでは12日夜、群衆が折り重なるように倒れて10人が死亡した。

ラマポーザ大統領は12日、「混乱に乗じた略奪や窃盗は犯罪行為だ」などと暴徒や扇動勢力を非難し、取り締まりを徹底する考えを示した。暴動の影響で、食料や医薬品が不足する恐れも指摘した。13日には軍の兵士が治安維持のパトロールに動員された。

南アはズマ政権時代にはびこった行政機関、国営企業などの汚職や放漫経営で長期の経済低迷に陥った。新型コロナ対策の行動制限が経済の落ち込みに拍車をかけ、貧困層の生活が圧迫されている。

今回の暴動で100カ所以上の新型コロナウイルスのワクチン接種会場が閉鎖された。南アの1日あたり新規感染者数は足元で2万人に近く、1000人前後だった3~4月から急増した。

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