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英、ワクチン証明導入せず 与党内や業界から反発

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【ロンドン=佐竹実】英政府は、人口の大半を占めるイングランドで計画されていたイベントなどでのワクチンパスポート(接種証明書)の提示について、導入しない方針だ。ジャビド保健相が12日の英BBCで明らかにした。ワクチン接種率が高いことなどから、現時点では必要ないと判断した。英政府は14日に冬に向けたコロナ対策を発表する予定で、ロックダウン(都市封鎖)も現時点では行わないとしている。

ワクチンパスポートはドイツやフランスなどですでに導入されている。イングランドでもナイトクラブや大勢が集まるイベントなどで9月末から導入される計画だったが、業界や与党・保守党内の一部議員が反対していた。ジャビド保健相は「日常的な活動のために、書類を見せなければならないという考えは好ましくない」と述べた。英国では16歳以上の81%が2回のワクチン接種を終えている。

英政府は7月19日に、新型コロナ対策の規制を全面的に解除し、コロナとの共生路線を進めている。新規感染者は1日あたり3~4万人と高水準で推移している一方、死者や重症者がこれまでの流行時のように増えていないため、現時点では規制強化には動いていない。ジャビド氏は再びロックダウンを敷く考えを否定したほか、旅行者を対象とするPCR検査を廃止する考えも示した。

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