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韓国首相、イラン訪問 資産凍結の解除進まず

11日テヘランで会談した韓国の丁世均首相㊧とイランのジャハンギリ第1副大統領=イラン副大統領事務所提供・AP

【ドバイ=岐部秀光、ソウル=鈴木壮太郎】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は11~13日の日程でイランを訪問した。米制裁の影響で韓国の銀行に凍結された70億ドル(約7700億円)のイラン資産をめぐっては議論で大きな進展はなかった。韓国首相のイラン訪問は44年ぶり。

丁氏と会談したイランのジャハンギリ第1副大統領は11日の記者会見で「イランは新型コロナ危機に直面するなか、経済や医療分野で資金を必要としている」と述べ、即時の凍結解除を求めた。丁氏は「解決のためイランを含む関連国と可能な協力を続けていく」と語った。

イランは1月4日、韓国のタンカーを拿捕(だほ)し、両国の緊張関係が表面化した。韓国政府はバイデン政権発足後に凍結資金問題の解決意思を表明。医療機器など人道面での輸出を再開し、凍結したウォン資金からイランの国連分担金1600万ドルを納付する。

韓国政府はこうした取り組みがイランに評価され、タンカーと船員の解放や首相のイラン訪問につながったとしている。

凍結資金の返還は米国のイラン核合意復帰と連動する見通しだが、復帰をめぐる協議は難航が予想されており、凍結資金問題の解決も遠ざかる恐れがある。

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