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WHO、アストラゼネカ製の接種「継続可」 中断は予防的

(更新)
WHOのテドロス事務局長=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日の記者会見で、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスの接種を中断する動きが一部の国で出ていることについて「完全な調査が終わるまでの予防的措置だ」と語った。事実関係が確認されるまで接種は継続できるとの認識を示し、冷静な対応を呼びかけた。

アストラゼネカのワクチンを巡ってはデンマークなどが11日、接種後に血栓ができる事例がみられたとして接種の一時停止を表明した。欧州連合(EU)や英国の当局は因果関係は確認されていないとして、結論が出るまで接種を続けるべきだとの見解を出していた。

テドロス氏は、ワクチンの安全性を所管するWHOの諮問委員会が事例を分析中だと説明した。新たな情報を確認すれば速やかに公表する方針だ。同席したシマオ事務局長補は「現時点で触れている初期データに(血栓症との)因果関係を示すものはない」と語り、来週にもWHOとして見解を公表するとの見通しを示した。

WHOは同日、米日用品・製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナワクチンについて、緊急使用を承認した。共同購入・分配の国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」はJ&Jから5億回分の供給を受けることが決まっており、WHO幹部は7月までの接種開始に期待を示した。

テドロス氏は変異ウイルスが猛威を振るうブラジルについて「非常に懸念される状況だ」と述べた。南米の周辺国にも影響が広がる可能性があると付け加え、深刻に受け止める必要があると強調した。

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