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プーチン氏が論文 ロシアとウクライナの一体性を主張

【モスクワ=石川陽平】「ウクライナの真の主権は、まさにロシアとのパートナー関係の中でこそ可能になる」――。ロシアのプーチン大統領は12日、「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性」と名付けた論文を発表した。親欧米に転じたウクライナを親ロシアに戻そうとする試みだが、ウクライナから強い反発を受けそうだ。

論文はロシア語とウクライナ語で書かれ、歴史的にロシア人とウクライナ人がひとつの民族だったと解き明かそうとする。2014年の親欧米派勢力による政変についても「欧米の内政干渉」だとして、「ウクライナ民族の利益を考えていない」などと自身の主張を展開した。

今回の論文の内容は、プーチン氏が6月20日の国民との直接対話で、ウクライナ人とロシア人が「ひとつの民族だ」と語ったことを、さらに詳細に説明した形だ。何としてもウクライナをロシアの勢力圏に押しとどめたいとの強い意志が反映されている。

だが、14年のロシアによるウクライナへの軍事侵攻以降、ウクライナ人の大半はプーチン政権に対して強い不信感を持つ。北大西洋条約機構(NATO)加盟を目指すゼレンスキー・ウクライナ大統領は国民との直接対話でのプーチン氏の発言後、嫌悪感をあらわにして「ひとつの民族ではない」と完全に否定した。

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