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ベラルーシ大統領、辞任に条件 先送り狙う

ルカシェンコ氏は大統領を辞任する条件として抗議の停止などを挙げた(11日、ミンスク)=AP

【モスクワ=小川知世】ベラルーシのルカシェンコ大統領は12日までに開いた政治集会で、辞任の条件として、抗議の停止や側近らの安全の保障を要求した。実施後の辞任を示唆していた憲法改正は2022年1月に国民投票で賛否を問う考えを示した。退陣を訴える抗議に譲らず、辞任を先送りする構えを示した。

11、12日にミンスクで開いた「全ベラルーシ国民会議」で語った。反体制派は独裁的なルカシェンコ氏が改憲を自らに有利に進めることを警戒し、改憲前の辞任や政治犯の釈放を訴えていた。

ルカシェンコ氏によると、改憲の草案を年内にまとめ、22年1月に予定する地方選と同日に国民投票を行う可能性がある。さらに1年かけて関連法を整備した後で、辞任が可能になるという。条件に「いかなる抗議運動もない」「現大統領の支持者が髪の毛1本も失わない」などと挙げた。

会議ではロシアとの関係を最も重視する姿勢も強調した。タス通信によると、マケイ外相は12日、ロシアとベラルーシの首脳会談を2月下旬に計画中だと明かした。後ろ盾であるロシアに体制の安定に向けた支援を改めて求めるとみられる。

抗議は20年の大統領選でルカシェンコ氏の6選が発表されてから始まった。当局が圧力を強め、規模は縮小している。大統領選後に出国した反体制派のチハノフスカヤ氏は春以降の大規模な抗議の再開を呼びかけている。ルカシェンコ氏は抗議への規制をさらに強める方針も示した。

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