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トルコ・イスタンブール、2036年五輪招致に名乗り

市長、インフラ整備「企業と協力」

(更新)
13日、五輪招致を表明するイスタンブールのイマモール市長

【イスタンブール=木寺もも子】トルコ最大都市のイスタンブール市は13日、2036年の夏季五輪・パラリンピック大会を誘致すると発表した。イマモール市長は日本経済新聞の取材に対し、インフラ整備について「スポンサーを募るやり方も考えられる」と述べ、民間資本の参画に期待を示した。

イスタンブールは20年大会の招致レースを東京と最後まで争った。イスラム圏で五輪が開催されれば史上初となる。36年大会には英ロンドンやインド西部アーメダバードなども立候補するとの観測がある。

イマモール氏は競技会場の建設について「既存の施設をフル活用すれば、市の予算で十分に可能だ」と述べた。「イスタンブールは世界中から注目される都市で、多くの企業が関心を持つはずだ」とも語り、資金不足が生じた場合も広告効果を狙う民間資本で埋められるとの認識を示した。

21年の大会期間中の東京視察は日本側の入国制限で断念したものの、将来の感染症対策などで「東京の経験から学びたい」と述べた。

イマモール氏は19年の市長選で、世俗主義政党として四半世紀ぶりにイスラム保守政党から市長職を奪回した。次期大統領選ではエルドアン大統領の有力な対抗馬候補とみられている。

国と市は対立が絶えないが、イマモール氏は五輪誘致について「党派を超えて国民一丸で取り組みたい」とし、国と共同で準備チームを立ち上げたい考えを示した。

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