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トルコリラ急伸 バイデン氏との会談に期待

エルドアン大統領㊨と会談する副大統領時代のバイデン氏(2016年、ワシントン)=ロイター

【イスタンブール=木寺もも子】トルコリラが11日、急伸した。対ドルで一時、前日比1・8%上昇し、1日につけた史上最安値からは7%回復した。14日に開かれるエルドアン大統領とバイデン米大統領の初の首脳会談で対米関係が改善に向かうとの期待を集めている。

バイデン氏との会談は、ベルギー・ブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の前後に予定されている。トルコ側は政府寄りのメディアや政府要人の発言を通じ、通貨安の原因となっている対米関係に、改善の機運があることをアピールしている。

もっとも、首脳会談で具体的な成果が上がるかは不透明だ。「期待の先行と売られすぎによる一時的な相場の揺り戻しにすぎないのではないか」(みずほ銀行欧州資金部の本多秀俊・シニア為替ストラテジスト)などと、リラの本格的な反発は見通せないとの声も多い。

トルコは、米軍が撤退を進めるアフガニスタンで、首都カブールの空港の警備・運営を引き継ぐことを提案している。ただ、ロイター通信などによると、米側からの資金援助などの条件を巡って溝があるほか、現地で力を持つ反政府武装勢力タリバンがトルコ軍の駐留に反対している。米トルコ間の最大の懸案であるロシア製地対空ミサイル「S400」の扱いは解決の糸口が見えていない。

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