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欧州ミタル、7~9月の純利益5200億円 08年以降で最高

【フランクフルト=深尾幸生】鉄鋼世界2位の欧州アルセロール・ミタルが11日発表した2021年7~9月期の決算は、最終損益が46億2100万ドル(約5270億円)の黒字と、四半期として08年以降で最高だった。前年同期は2億6100万ドルの赤字。出荷量は減ったものの、販売価格の上昇でカバーした。

売上高は前年同期比52%増の202億2900万ドル。期中の粗鋼生産量は1720万トンと横ばいだったが、顧客の自動車メーカーの半導体不足による減産などで出荷量は17%減った。一方、鋼材平均価格は北米で86%、欧州で69%上昇した。4~6月と比べてもそれぞれ23%、16%上がった。

経営の指標とするEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は6.7倍の60億5800万ドル。四半期として08年以降で最高を記録した21年4~6月期をさらに上回った。鉱山部門も鉄鉱石価格の上昇で増益に貢献した。

日本製鉄と組む合弁など関連会社も引き続き好調を維持した。19年末に日鉄と共同で買収したインドのAM/NSインディアのEBITDAは5億5100万ドルと前年同期の3.1倍。米国のAM/NSカルバートは5.4倍の3億9700万ドルだった。

アディティヤ・ミタル最高経営責任者(CEO)は今後について「鋼材価格に調整は入るものの、依然として高い水準にあり、22年の年間契約にも反映される」と述べた。

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