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英政権にまたパーティー疑惑 ロックダウン下100人招待

【ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン首相が新型コロナウイルスまん延に伴う行動規制中にパーティーを開いたとの新たな疑惑に直面している。英民放によると、英首相官邸はコロナ禍初期の最初のロックダウン(都市封鎖)期間中の2020年5月に、100人以上のスタッフに呼びかけてパーティーを開いた。ジョンソン氏も参加したとの証言があるが、本人は明言を避けている。

このところ国民に行動規制を課す中での首相官邸でのパーティー疑惑が相次いでおり、ジョンソン政権のさらなる求心力の低下は必至だ。

報道で明らかになった首相秘書官からの招待メールによると、件名には「距離をとった飲み会」と明記され、参加者に飲み物を持参するよう呼びかけている。当時の英国はコロナ禍初期の一連のロックダウン下にあり、屋外で別の世帯の1人としか会うことができないルールだった。ロンドン警視庁はこの問題について、英政府と連絡をとっていると明らかにした。

英議会下院は11日にパーティー疑惑に関する審議を緊急で開催したが、ジョンソン氏は出席しなかった。最大野党・労働党のスターマー党首はツイッターで、「英国民に噓をつくのをやめよ」とジョンソン氏を非難した。

すでに20年12月のパーティー開催など、首相官邸や政府関係者による複数のクリスマスに関する会合の疑惑も問題化しており、政府内の調査が進む。今回の新たな問題も調査の対象となる見通しだ。英国は新型コロナで約15万人が犠牲になった。相次ぐ疑惑に新型コロナで家族を亡くした遺族団体から、ジョンソン氏の辞任を求める声が出始めている。

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