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GSKとサノフィ、ワクチン実用化遅れ 高齢者で反応弱く

英グラクソ・スミスクラインは「パンデミックを抑えるには複数のワクチンが必要」と指摘する=ロイター

【ロンドン=佐竹実】英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は11日、仏サノフィと開発する新型コロナウイルスのワクチンの実用化が2021年10~12月期に遅れそうだと発表した。初期の臨床試験(治験)段階で、高齢者への効果が不十分だったため。

GSKによると、同ワクチンの治験で18歳から49歳では免疫反応を示したが、高齢者では反応が弱かった。抗原を改良して治験を行うという。当初、21年半ばの実用化を目指していたが、治験が遅れることで同年10~12月期にずれ込む見通しだ。

GSKはワクチンの強化剤である「アジュバント」の技術を使う。アジュバントを添加することで、一回の投与量を減らせるほか、投与後の免疫反応を高める効果もあるという。

GSKは「今回の結果は期待していたものではないが、パンデミック(世界的大流行)を抑えるには複数のワクチンが必要で、サノフィと協力する」としている。

米ファイザーと独ビオンテックが開発するワクチンは英国で接種が始まり、米国も近く緊急使用許可を出す見通しだ。だが同ワクチンは超低温の保管が必要なほか価格も比較的高く、途上国への普及にはハードルが高い。より多くの人に行き渡らせるためには、様々な種類のワクチンの実用化が求められている。

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