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ウクライナ「ロシア軍の空爆倍増」 民間インフラも被害

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【パリ=白石透冴】ウクライナ軍のフロモフ准将は11日、ロシア軍による空爆が先週と比べて2倍に増えていると記者会見で語った。軍事拠点のほか、民間のインフラ施設を狙っているという。ロシア軍は目立った前進ができておらず、戦況の打開を狙っている可能性がある。

フロモフ氏は「敵の飛行機やヘリコプターは我々の防衛システムを避けながら飛行してくる。そのため攻撃の精度は低い」と語った。一方ウクライナ軍は南部の奪還を目指し、ロシア軍の武器庫などへの攻撃頻度を高めている。

デンマーク国防省は11日、コペンハーゲンで開かれた26カ国によるウクライナ支援の会合で、各国が計15億ユーロ(約2000億円)以上に相当する追加支援を約束したと発表した。

うち英国政府は射程80キロメートルの精密誘導ロケット弾を「相当数ウクライナに提供する」と明らかにした。米軍が提供した高機動ロケット砲システム「ハイマース」のロケット弾と同等の射程で、前線から離れたロシア軍拠点の破壊に効果があるとみている。ウクライナのゼレンスキー大統領が戦況を好転させるにはさらに武器が必要だと欧米諸国に呼びかけていた。

同国南部のザポロジエ原子力発電所に11日再び攻撃があった問題で、モナスティルシキー内相は11日、ロイター通信の取材に「ロシア軍が原発内で活動を続ければ、想像もできないような悲劇が起こりうる」などと語った。ウクライナは原発を非戦闘地帯とする案を唱えているが、ロシアは同原発の軍事拠点化を進めている。攻撃されにくい拠点として重視している可能性がある。

ウクライナ軍は11日、東部ドネツク州クラマトルスク近くでロシア軍の撃退に成功したと発表した。隣のルガンスク州を制圧したロシア軍はドネツク州全域の支配も狙っているが、ウクライナ軍の激しい抵抗に遭っている。

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