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英首相後継レースにトラス外相名乗り 立候補10人超に

【ロンドン=中島裕介】英国のトラス外相は10日、辞意を示したジョンソン首相の後任を決める与党・保守党の党首選に出馬すると表明した。保守党員からの支持が比較的高く、有力候補の一人だ。10日夜までに党首選の候補者は10人を超え、ジョンソン氏の後継レースは混戦模様となっている。

トラス氏は閣僚経験が多いのが強みだ。2021年9月に外相に就任する前には、国際貿易相や環境相などを歴任した。国際貿易相時代の20年には日英経済連携協定(EPA)の交渉も手がけた。

トラス氏は立候補に向けた英紙テレグラフへの寄稿で生活費高騰に悩む国民向けに、「首相着任の初日から減税を始める」と宣言した。経済対策と同時にロシアのウクライナ侵攻を失敗させる決意も示した。

保守党は11日にも党首選の日程を発表する。英議会下院で保守党が過半数を握っているため、同党の新党首がジョンソン氏の後任首相になる。7月中に保守党議員による複数回の投票で候補者を絞り込み、残った2人が一般の保守党員の郵便による決選投票に臨む見通し。新党首の選任は9月上旬とみられている。

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