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ハイネケン、従業員8000人削減 2500億円コスト削減へ

(更新)
ハイネケンの最終損益は赤字に転落した=ロイター

【ウィーン=細川倫太郎】オランダのビール大手、ハイネケンは10日、全従業員の約10%に相当する8000人を削減すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店向けなどの出荷が低迷し、抜本的な収益改善策を迫られている。2023年までに20億ユーロ(約2500億円)のコスト削減をめざす。

同日発表した20年12月期決算は最終損益が2億400万ユーロの赤字(前の期は21億6600万ユーロの黒字)に転落した。売上高は18%減の197億1500万ユーロだった。世界各地のロックダウン(都市封鎖)による飲食店の閉店や景気悪化が響いた。欧州やアジア太平洋など全地域でビール販売量が減少した。

ドルフ・バンデンブリンク最高経営責任者(CEO)は20年は「前例のない混乱の年」との声明を出した。人員削減、組織体制や商品の見直しを進め、業績の回復を急ぐ。オンライン販売にも力を入れる。

当面はビールの需要が高まる夏場にどのくらい回復するかが焦点だ。ワクチンの普及がカギを握るが、ハイネケンは21年後半から経営環境は改善すると見込んでいる。ただ、お膝元の欧州では1月末時点でハイネケンが販売されている店舗のうち、営業しているのは30%未満といい、厳しい状況が続いている。

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