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リビア議会、統一政府を信任 12月の選挙管理担う

議会で演説するドベイバ暫定首相(9日、リビア中部シルト)=AP

【カイロ=久門武史】国が東西に分裂した北アフリカの産油国リビアの代表議会は10日、ドベイバ暫定首相が率いる新内閣を賛成多数で信任した。対立する東西の2勢力に代わる統一政府として、12月に予定する総選挙と大統領選の円滑な実施を目指す。

ドベイバ氏は「この投票を通じ、リビア国民は一体だと明らかになった」と強調した。同氏は国連主導の和平協議で2月に暫定首相に選出された。新内閣は12月の選挙管理が重要な役割になる。国連リビア支援団(UNSMIL)は同日「リビアは統一と安定に向けて前進する真の機会を得た」と歓迎した。

リビアは2011年に約42年続いたカダフィ独裁政権が崩壊後、民主化が混迷し内戦に陥った。西部のシラージュ暫定政権と、東部の有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が敵対してきたが、20年10月に停戦で合意していた。

ただ、停戦合意に盛り込んだ外国の雇い兵の退去は実現していない。リビア内戦ではトルコがシラージュ暫定政権の後ろ盾となる一方、ロシアやエジプトがLNAを支援し、外国の介入で事態が複雑になった経緯がある。

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