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中東欧9カ国が首脳会談、ロシアのウクライナ侵攻を非難

北大西洋条約機構(NATO)に加盟する中東欧9カ国は10日、ルーマニアの首都ブカレストで首脳会談を開催した。ロシアのウクライナ侵攻について「欧州の平和を打ち砕き、甚大な人的被害と破壊を引き起こしている」との宣言を採択した。

宣言ではロシアに対し、ウクライナの領土からの軍の撤退や国際法を順守した行動なども求めた。ロシアに関して必要な結論を出すべきであるとNATOに要望した。

6月のNATO首脳会議に先立ち、ルーマニアのヨハニス大統領とポーランドのドゥダ大統領が共催した。ハンガリー、チェコ、ブルガリア、スロバキア、バルト3国の首脳のほか、NATOのストルテンベルグ事務総長もオンラインで参加した。同氏は「NATOはブルガリアやハンガリー、ルーマニア、スロバキアに新たな部隊を配置するなど、迅速に対応している」と強調した。

6月29~30日にスペインの首都マドリードで開くNATO首脳会議には米欧や中東欧9カ国のほか、日本やオーストラリアなども参加する見通し。NATOは、ロシアに近い欧州東部の防衛力の強化で合意するとみられる。今後10年間のNATOの方向性を示す「戦略概念」の採択も予定する。

ストルテンベルグ氏は2日のバイデン米大統領との会談で、NATO首脳会議では中国やロシアなど権威主義国家への対処を協議するとしていた。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、NATOには北欧のフィンランド、スウェーデンが加盟を申請した。

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