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ロシア、ツイッターの通信速度制限 「削除要請応じず」

(更新)
ロシアの通信監督当局はツイッターの通信速度を制限する措置をとったと発表した=ロイター

【モスクワ=小川知世、シリコンバレー=白石武志】ロシアの通信監督当局は10日、違法な投稿の削除に応じなかったとして、ツイッターの通信速度を制限したと発表した。すべての違法投稿を削除しなければ、サービスの遮断も検討すると警告した。プーチン政権は反政権運動の拡大を警戒し、SNS(交流サイト)への圧力を強めていた。

当局はツイッターが未成年者に自殺を促す内容や児童ポルノ、薬物の使用などに関する情報を含む投稿を削除していないと主張した。2017年以降、約2万8000件の削除要請を送ったが、約3100件が残っているとしている。

ロシアは過激主義の拡散防止などを理由にSNSの規制を強めてきた。背景には政権に不都合な情報が広がることへの警戒がある。インタファクス通信は9日、未成年者に無許可の抗議運動への参加を呼びかける投稿を削除しなかったとして、当局がツイッターやフェイスブックなどSNS大手5社を提訴したと伝えた。

ロシアでは当局が18年に通信アプリ「テレグラム」の使用を禁じ、インターネット規制に対する抗議が広がった。テレグラムが技術的な対策を講じてサービス提供を続けたため、使用禁止の効果は薄く、テレグラムに対する制限は20年に解除された。

ツイッターの広報担当者は「ロシアで意図的に広く無差別に(通信が)減速されているという報告を認識している」とコメントした。同社は2月にクーデターが起きたミャンマーでも、SNS上で市民の抵抗運動が広がるのを警戒する国軍の指示によってサービスへのアクセスが遮断されている。広報担当者は「オンラインでの公共の会話をブロックしたり、抑制したりする試みが増えていることを深く懸念している」とも述べた。

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