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英GSKの21年12月、売上高横ばい ワクチン不振

【ロンドン=佐竹実】英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が9日発表した2021年12月期通期の決算は、売上高が前の期からほぼ横ばいの341億1400万ポンド(約5兆3千億円)だった。新型コロナウイルスワクチンの開発が遅れており、ワクチンの売り上げが減った。切り離しを予定する大衆薬事業も不調だった。前の期に事業売却益を計上した反動で、純利益は43億8500万ポンドと24%減だった。

GSKは帯状疱疹(ほうしん)ワクチンのシングリックス、髄膜炎ワクチンのベクセロなどを販売している。米製薬大手ファイザーなどが世界で新型コロナワクチンの売り上げを伸ばす中で、コロナ以外のワクチンの販売は振るわなかった。

新型コロナ向けワクチンは遅れているが、治療薬の開発は比較的順調に進んだ。抗体医薬「ゼビュディ(ソトロビマブ)」は変異型「オミクロン型」にも効果があり、日本では21年9月に承認された。コロナ関連の21年12月期の売上高は14億ポンドだった。

GSKは大衆薬事業を分離し、医療用医薬品やワクチンの開発に注力する予定だが、新型コロナワクチンの開発が遅れるなどして一部の株主から不満の声が上がっている。食品・日用品大手の英ユニリーバはGSKの大衆薬事業買収に500億ポンドを提示したが、GSKは価格が低いとして拒否している。

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