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VW、元社長から損害賠償15億円で合意 排ガス不正で

ヴィンターコーン氏は排ガス不正の発覚直後にVW社長を辞任した=ロイター

【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は9日、2015年に発覚したディーゼル車の排ガス不正事件で、発覚当時に社長だったマルティン・ヴィンターコーン氏がVWに1120万ユーロ(約15億円)の損害賠償を支払うことで同氏と合意したと発表した。

VWは3月、ヴィンターコーン氏に対し不正発覚直前の15年7月27日以降の期間に善管注意義務を怠ったとして賠償を求めていた。VWは子会社独アウディの社長だったルペルト・シュタートラー氏とも合意、同氏はVWに410万ユーロを支払う。

VWは保険会社から会社役員賠償責任保険による補償として、2億7千万ユーロを受け取る。VWはディーゼル車の排ガス不正事件に関連してこれまで300億ユーロを超える罰金や賠償金を支払っている。

排ガス不正問題は、VWやアウディが米欧などで08年から15年に販売した約1100万台のディーゼル車に試験時だけ大気汚染物質の排出を抑える違法なソフトウエアを搭載していたものだ。VWは現在も買い戻しなどの費用負担が続いている。

9日にはフランスでVWに対して裁判所による捜査手続きが始まった。ドイツ通信などが報じた。VWは違反を否定しているが、当局は7千万ユーロを罰金支払いなどに備えて用意することを命じた。フランスではルノーも8日にディーゼル不正疑惑で裁判所の捜査を受けることになったと発表している。

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