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クリミアのロシア空軍基地で爆発、1人死亡 東部で攻防

(更新)

【フランクフルト=林英樹】ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島にあるロシア空軍基地で9日、複数回の爆発があり炎と黒煙が立ち上がった。地元政府のアクショーノフ首長はSNS(交流サイト)で1人が死亡したと説明した。地元当局によると、少なくとも子ども1人を含む6人が負傷したとみられる。

爆発があったのは同半島西部のノボフェドロフカ付近。タス通信によると、ロシア国防省は「複数の航空弾薬庫で爆発があった」と明らかにした。ウクライナ軍による攻撃かどうかは不明で、ロシア国防省は「攻撃の結果ではない」としている。

現場はリゾート地のビーチに近く、地元住民らがSNSで黒煙が上がる爆発の映像を投稿した。複数の住民が「少なくとも12回の爆発音が聞こえた」「最後の爆風が最も大きかった」などとロイター通信に答えた。

クリミア半島は2014年、ロシアが一方的に併合を宣言した。ウクライナ側はロシア領内と認めていない。ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問は「ウクライナの領海上にある」として、同半島とロシア南部クラスノダール地方を結ぶ「クリミア橋」への攻撃を示唆。これに対しロシア政府が反発していた。

ロシアが完全制圧を急ぐ東部では激しい攻防が続く。ロシア軍は8日、東部ドネツク州のバフムートやスラビャンスクなど主要都市を27回攻撃し、学校や人道支援センターなど民間施設に被害が出た。ウクライナの警察が9日、通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。民間人が3人死亡、10人が負傷したという。

一部地域ではウクライナ軍が抵抗。ドネツク州と、ロシアが完全制圧したルガンスク州との境界付近の町で、ロシア軍を10回撃退したと公表した。アレストビッチ氏は8日、ドネツク州と隣接するハリコフ州で、ロシア軍が占拠する集落のうち数カ所を奪還したと明らかにした。

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