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英国、金融規制緩和を発表 銀行業務や企業の株式公開で

【ロンドン=大西康平】英政府は9日、金融規制の緩和策を発表した。銀行業務や企業の新規株式公開(IPO)など幅広い分野で、現在適用している欧州連合(EU)に基づくルールを廃止する。EU離脱(ブレグジット)で独自の金融規制を実行できるようになっていた。英国経済の柱である金融サービスを成長させたい考えだ。

30以上の緩和策を発表した。銀行の投資銀行部門と個人向け部門をそれぞれ別法人として分離することを義務付けた「リングフェンス」と呼ぶ規制については、大規模な投資銀行部門を持たなければ規制の対象外とする。巨額損失などのリスクが部門間で波及しないように導入したが、銀行の負担軽減を狙う。

英国での企業のIPOを促すため、目論見書の見直しや資本調達プロセスの簡素化にも取り組む。デジタル分野では、ブロックチェーン(分散型台帳)技術などの実証を進めるために一時的に規制を凍結する「サンドボックス」制度を導入する。英イングランド銀行(中央銀行)にはデジタル通貨の発行検討を促す。

英国はロンドンの金融街シティーを中心に欧州の金融センターとして発展してきた。ただブレグジットでEU金融機関向けの免許制度から離脱し、金融機関が人員や機能を英国からEUに移す動きも進んでいた。英ハント財務相は「ブレグジットの自由を活用し、英国民と企業の利益になるような規制を作り上げる」とコメントした。

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