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仏ロ、ウクライナ問題平和解決で一致 「今後数日カギ」

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【パリ=白石透冴、モスクワ=桑本太】フランスのマクロン大統領とロシアのプーチン大統領は7日、モスクワで会談した。緊迫するウクライナ情勢について平和的な解決を目指すことで一致したが、具体的な行程は不透明なままだ。欧州はロシアとの交渉を加速する考えで、マクロン氏は「今後数日がカギを握る」と語った。

約6時間続いた会談後の記者会見で、プーチン氏は「ウクライナ情勢が平和的に解決することを望んでいる。事態打開の土台となる提案もフランス側からあった」などと語った。マクロン氏も「いかなる状況の悪化も防ぐよう努力しなければいけない。意見が一致する点も見つけた」と応じ、議論の成果を強調した。

ただウクライナ東部紛争解決への道筋を示した2015年の「ミンスク合意」の取り扱いについては、双方が従来の立場を繰り返した。プーチン氏はウクライナが「平和的に国の領土保全を回復するすべての可能性を無視し続けている」と語り、合意を履行していないとして批判した。マクロン氏は「合意の完全な履行を視野に、努力を続ける」などと表明するにとどめた。

北大西洋条約機構(NATO)を巡っても溝が残った。ロシアが求めるNATOの東方拡大停止を米国などが拒否したことに、プーチン氏は「ロシアの抱える中心的な懸念は残念ながら無視された」と不満を述べた。マクロン氏は拡大停止を決めるのは現実的ではないとの考えを示した。

ドイツとウクライナも交えた4カ国高官は10日にベルリンで交渉を続けるほか、ショルツ独首相も15日にモスクワで独ロ首脳会談に臨む考えだ。ロシア軍はウクライナ国境付近に集結しており、再侵攻するとの懸念がある。

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