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トルコ・シリア地震、死者7000人超に 氷点下の救出作業

(更新)

【カイロ=久門武史】6日にトルコ南部で起きた地震の死者は7日夜(日本時間8日朝)までに、トルコと隣国シリアで計7200人を超えた。生存率が著しく下がるとされる発生後72時間が近づき、氷点下の寒さのなかで不明者の捜索が続いている。

トルコのコジャ保健相は7日夜、同国の死者が5434人に達したと発表した。負傷者は3万1千人を超えたとした。ロイター通信によるとシリアでは少なくとも1800人が死亡した。トルコのエルドアン大統領は被災した10県を対象に、大統領権限の強化や一定の私権制限が可能になる3カ月間の非常事態を宣言した。

日本政府が派遣した国際緊急援助隊の第1陣は7日、トルコに入った。各国の救援隊も次々と到着し、トルコ、シリア両国への国際支援が本格化している。シリアには支援物資を積んだアラブ首長国連邦(UAE)やイランの航空機が着陸した。

被災地は厳冬で、降雪が救助活動を妨げている地域もある。両国で多くの建物が崩壊し、屋内に取り残された人も多いとみられている。被害の全容の把握に時間がかかる恐れがある。

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