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アストラゼネカのワクチン、若年層への治験を中断 

【ロンドン=佐竹実】英オックスフォード大学は6日、英製薬大手アストラゼネカと開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、若年層の小規模な臨床試験(治験)を中断したことを明らかにした。欧州で同ワクチンの接種後に血栓を発症するケースがあったことを受け、因果関係に関する英当局の見解を待って再開する。

英BBCによると、治験は2月から6~17歳の300人を対象に始まった。同大は治験の安全性には問題は無いとしている。英政府も接種を引き続き推奨している。

同ワクチンを巡っては、比較的若い女性を中心に、脳静脈洞血栓症(CVST)と呼ばれる極めてまれな脳の血栓の症例が確認されている。ドイツは3月30日、60歳未満への接種を制限することを決めた。だが、ワクチンは一般的に副作用がまれに起きる。世界保健機関(WHO)や各国の当局も現時点では、新型コロナワクチンが死亡や重症化を防ぐ利益が副作用のリスクを上回るとしている。

欧州連合(EU)で医薬品の審査を担当する欧州医薬品庁(EMA)や英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は近く、同ワクチンと血栓の因果関係についての最新の見解を示す見通しだ。

アストラゼネカは日本政府と1億2千万回分のワクチン供給で合意している。製造販売に必要な治験データを厚生労働省に提出しており、9000万回分は国内で生産する予定だ。

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