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サッカー欧州選手権、準決勝に観客6万人 英で感染増も

(更新)

【ロンドン=佐竹実】サッカー欧州選手権の準決勝、イタリア対スペイン戦が6日、英国の首都ロンドンで行われた。新型コロナウイルスの感染者が増えている中、6万人超の観客をスタジアムに入れた。英国は、コロナとの共生路線にかじを切っており、19日にはロックダウン(都市封鎖)の規制をほぼ撤廃する。

欧州選手権は、英政府が興行での感染状況を確かめるための「イベント調査プログラム」の一環という位置づけだ。準決勝と11日の決勝は、ウェンブリー・スタジアムの収容人数(9万人)の75%まで入れ、予選段階の25%から大幅に増やした。観客は入場時に新型コロナの陰性証明か、ワクチンの接種証明を提示する必要がある。7日のもう一つの準決勝は地元イングランド対デンマーク戦とあって、街中でさらなる人出が予想される。

地元メディアによると、同じく英国で行われているテニスのウィンブルドン選手権も同プログラムの対象で、6日からはメイン会場などで人数制限を解除した。これまで50%を上限として観客を入れたが、集団感染などは起きていないという。

英国では、インド由来のデルタ株の流行で感染者が急増している。若者を中心に広がっており、6日の新規感染者数は約2万8千人と1月下旬以来の高水準だった。だがワクチン接種が進み、死者や重症者はそれほど増えていないことから、政府は19日に都市封鎖を解除する予定だ。ジャビド保健相は6日スカイニュースに対し、「新型コロナのことだけを考えては生きていけない。他の健康問題や経済、教育の問題も考える必要がある」と述べた。

ジョンソン首相は新規感染者が19日までに5万人に達する可能性があると述べたが、その時点で重症者が低く抑えられているかは不透明だ。野党や一部市民からは、感染が増える中での規制解除を懸念する声もある。ワクチン接種が追いついていない他の国も、英国のデルタ株流行を警戒している。

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