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VWやルノー、量販EV発表 独で自動車ショー開幕

(更新)

【ミュンヘン=深尾幸生、佐竹実】ドイツで6日、ミュンヘン国際自動車ショーが報道公開で始まった。独フォルクスワーゲン(VW)は廉価な小型電気自動車(EV)を世界初公開した。仏ルノーや独メルセデスも主力車種のEVタイプを発表し、EV時代の勝ち残りを目指す。

VWは今回発表した小型EVのコンセプト車「ID.ライフ」を2025年に市販モデルとして発売する。価格は2万ユーロ(約260万円)前後で、現行の主力EVより3割以上安い。全長は同社の「ポロ」やトヨタ自動車の「ヤリス」と同等の約4メートル。量販価格帯に戦略EVを投入し、EVの顧客層を広げる。

VWで中核の乗用車ブランドを統括するラルフ・ブランドシュテッター氏は「(独語で『大衆車』を意味する)社名が我々の約束だ。何百万人もの人にEVへの技術転換を届ける」と力を込めた。

30年に欧州新車販売の9割をEVにする計画の仏ルノーは、主力車種のEV版「メガーヌ E-TECHエレクトリック」を公開した。22年3月に発売する。欧州向け戦略車として日産自動車三菱自動車の3社連合で共有する車台を使う。

1回の充電で最大450キロメートル、30分の急速充電で同300キロメートルを走行できる。若者を意識して地図アプリ「グーグルマップ」など様々なアプリを使い、スマートフォンと連携できるようにした。

独メルセデス・ベンツは報道公開前の5日、オフロード車の「Gクラス」や超高級車「マイバッハ」のEV化を発表した。30年にもEV専業メーカーとなる戦略を具体化している。

独BMWは全ての部品をリサイクルできるコンセプト車を発表したほか、トヨタと燃料電池システムを共同開発した燃料電池車(FCV)「iX5ハイドロジェン」を初公開した。EVだけでなく、全方位での温暖化ガス削減をアピールした。

2年に1度ドイツで開かれるこのショーは世界最大規模で、今回から開催地をフランクフルトからミュンヘンに移した。新型コロナウイルスが収束しないなかでの開催で、来場者はワクチン接種完了や検査での陰性などの証明書を示す必要がある。同ショーは7日にメルケル首相が出席して正式に開幕し、12日まで一般公開する。

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