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キーウ市長、市民に避難準備求める 電力など途絶に備え

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【パリ=北松円香】ウクライナの首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は市民に対して都心で電力や水道の供給が途絶える「最悪の」シナリオに備え、郊外の親戚や友人宅に移れるよう準備を求めた。同国のテレビ放送での発言を英BBCなどが6日伝えた。

テレビ放送で市長は「敵は我々を死なせるために、町から暖房や電力、水道を奪おうとしている」と指摘。行政としてライフラインの停止を回避すべく全力で取り組んでいるものの、事態の悪化に備える必要があるとした。住民には避難準備に加え、燃料や水、食料の備蓄も要請した。

キーウではロシアによるインフラ設備への攻撃でたびたび停電が起きている。ウクライナの電力大手ウクルエネルゴは6日もキーウをはじめ複数の地域で電力供給を制限し、輪番停電を実施するとした。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はツイッターで、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と会談したと明らかにした。2022年、23年のウクライナへの経済援助について議論したほか、ロシアによるウクライナへの攻撃を支援しているとして、イランへの制裁強化についても話し合ったという。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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