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マクロン氏、伸び悩む地方票掘り起こし 西部で支持訴え

(更新)

【パリ=白石透冴】10日に迫ったフランス大統領選で、再選を狙うマクロン大統領は5日、西部の村スペゼを訪れて支持を訴えた。支持率で首位を走るが、伸び悩む地方票の掘り起こしを狙った。一方、猛追する極右国民連合ルペン党首の支持率は同日、1月以来の最高を更新した。

スペゼは人口約1800人の村。マクロン氏は支援者らを前に「私はただ次の5年間大統領を続けるためだけに立候補するのではない。新しいフランスの目標を有権者に示したい」と語った。人口の少ない自治体を選んだのは、地方を軽視しない姿勢をアピールする狙いがあるためとみられる。

マクロン氏の支持層は都市部の高所得者層などだ。調査会社エラブが5日発表した調査によると、パリ都市圏では有権者の29%がマクロン氏を支持しているのに対し、過疎地では24%にとどまる。ルペン氏はパリ都市圏では17%の支持だが、過疎地では26%とマクロン氏を上回っている。

フランスはパリ一極集中の経済構造で、地方は高い失業率などの問題を抱える。マクロン政権が十分に対策を取っていないとの見方が一部で広がり、「移民が職を奪う」など極右政治家がとなえる短絡的な考えに飛びつく人が出ている。マクロン氏は自身の再選に向けこうした有権者層への訴えの強化が必要と考えている。

仏調査会社Ifopの5日の発表によると、大統領選を想定した支持率はマクロン氏が前日から0.5ポイント下げて27%だった。ルペン氏は1ポイント上げて23%となり、同社が毎日調査結果を公表し始めた1月以来最高となった。

10日の1回目投票で誰も過半数を取れない場合、24日に決選投票を実施する。マクロン氏とルペン氏が決選投票に進む可能性が高まっている。

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