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サウジ、自主的に追加減産へ NY原油10カ月ぶり50ドル

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サウジのアブドルアジズ・エネルギー相(20年4月)=ロイター

【カイロ=久門武史】サウジアラビアは5日、2~3月に日量100万バレルの原油を自主的に追加減産すると表明した。新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)で需要回復が鈍るとの懸念に対応する。ニューヨーク市場の原油先物は同日、一時5%上昇し10カ月ぶりに1バレル50ドル台をつけた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は同日、協調減産を2月から小幅に縮小することで合意した。現行の日量720万バレルの減産幅を2月は712・5万バレル、3月は705万バレルへ7.5万バレルずつ縮小する。サウジ一国による減産拡大の方が大きく、原油先物市場では買いが優勢になった。

サウジの一方的な追加減産は、5日にOPECプラスが合意した後の記者会見でアブドルアジズ・エネルギー相が明らかにした。同氏は「予防的な措置」だとし、他国に同調を求めなかったと説明した。

OPECプラスは4日にオンラインで閣僚協議を開いたが合意できず、5日にずれ込んだ。ロイター通信によるとロシアなどが協調減産を日量50万バレル縮小するよう主張し、サウジは見送りを唱えていた。ロシアとカザフスタンにのみ合計で月7.5万バレルの減産縮小を認めることで決着した。

OPECプラスは昨年12月、今年1月から減産規模を720万バレルに50万バレル縮小することで合意し、毎月、翌月分を協議するとしていた。

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