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欧州ステランティスの1~3月、半導体不足の影響19万台

ステランティスは「ジープ」ブランドなどが好調

【フランクフルト=深尾幸生】自動車世界大手、欧州ステランティスが5日発表した2021年1~3月期の売上高は、比較可能にしたベースで前年同期比14%増の369億9900万ユーロ(約4兆8500億円)だった。半導体不足の影響で生産は計画より19万台減ったが、大型車の販売好調で単価が上がった。

同社は仏グループPSAと欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が統合して1月に発足。統合前の両社の業績も合計して比較可能にした数値を発表した。

出荷台数は161万台と12%増えた。新型コロナウイルスの影響を受けた前年同期の反動だが、半導体不足で生産計画に対しては11%下回った。半導体不足の影響が大きかった北米は出荷が4%減ったものの、高価格帯の「ジープ」ブランドや「ラム」ブランドの多目的スポーツ車(SUV)やピックアップトラックが好調で売上高は9%増えた。

全世界での在庫台数は3月末時点で123万台と1年前より約60万台減った。需給が引き締まったことで、値引きが減ったことも売り上げ増に寄与した。

電話記者会見でリチャード・パルマー最高財務責任者(CFO)は半導体の影響について「4~6月期の方が1~3月期よりも深刻だ。回復は年後半になる」との見通しを示した。4~6月期の減産幅は1~3月期の2倍近くになる可能性もあるという。

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