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EU、ワクチン供給増へ新提案 輸出制限緩和など

ワクチンの供給増に向けて、EUはWTOに提案を出した=AP

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、新型コロナウイルスワクチンの供給増に向けた対策を世界貿易機関(WTO)に提案したと発表した。米国などが推す特許の一時的な放棄案とは距離を置き、WTOルールに基づいて特許を強制的に使えるようにする案を盛り込んだのが特徴だ。

欧州委の提案は3つからなる。1つ目は先進国による輸出制限を緩和することだ。EUは「世界最大のワクチン輸出地域」と誇る一方、米国や英国がワクチンを国内で囲い込み、途上国などに十分に供給していないと主張してきた。2つ目は、ワクチンの開発企業に途上国の企業と協力し、生産を増やすよう促すことだ。

3つ目は、WTOルールの規定を活用して特許を持つ企業の同意がなくても、途上国の事業者に特許を使った生産を認めることだ。この場合は特許を持つ企業に特許利用料は支払われ、米国や途上国が推す特許の一時放棄案とは異なる。近くWTOの会合で話し合われる見通しだ。

フォンデアライエン欧州委員長は声明で「我々の緊急の目的は低・中所得国が早くワクチンを手に入れられるようにすることだ」と主張。11日から英国で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議でも議論する考えを示した。

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