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日産、ダイムラー株を売却 1300億円超でルノーに続く

(更新)
ルノー・日産連合とダイムラーはパリ国際自動車ショーで共同会見を開くのが恒例となっていた(写真は18年)

【フランクフルト=深尾幸生】日産自動車が保有している独ダイムラー株を売却することが4日わかった。ロイター通信など複数の欧米メディアが報じた。日産と連合を組む仏ルノーも3月にダイムラー株を売却していた。近年はダイムラーとの協業が広がらず、株式を保有する意義が薄れていた。

ロイターによると、日産が持つダイムラー株約1.5%分を機関投資家に売却する。1株あたりの価格は4日の終値をやや下回る額になり、総額で10億ユーロ(約1300億円)超となる。

ルノー・日産連合とダイムラーは2010年に資本・業務提携を結び、ルノーと日産がそれぞれダイムラーの発行済み株式の約1.5%を取得する一方、ダイムラーがルノーと日産に3.1%ずつ出資した。当初は車台の共通化やエンジンの相互供給など幅広い協業を想定していたが、ここ数年は小型車やピックアップトラックでの協力を終了するなど縮小傾向にあった。

先にすべてのダイムラー株を売却したルノーは得た資金で財務を改善する狙いとみられ、ダイムラーとの提携関係は維持するとしている。今後はダイムラーが保有する両社の株式を売却するかが焦点となる。

提携を主導したのはルノー・日産のトップを務めていたカルロス・ゴーン被告とダイムラーの社長だったディーター・ツェッチェ氏だが、この2人がそれぞれ去ったことも影響しているもようだ。両者は1990年代の駐米中に親交を深め、提携後は両氏が秋のパリ国際自動車ショーで共同記者会見するのが恒例となっていた。

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