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ロシア、ウクライナ鉄道網にミサイル 武器支援を阻止か

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【ベルリン=南毅郎】ロシアによる大規模なミサイル攻撃がウクライナの鉄道網に影響を及ぼしている。地元メディアによると、複数のミサイルが4日にかけて首都キーウ(キエフ)や西部リビウなど8地域に向けて発射された。迎撃できなかった一部は着弾し、駅舎や電力施設が被害を受けたという。輸送インフラの破壊を狙った攻撃とみられ、ウクライナで武器などの支援物資の供給が滞る恐れがある。

ロシアによる空爆の被害は後を絶たない。AP通信は、南東部マリウポリの劇場を狙った3月16日の空爆ではおよそ600人の民間人が死亡していたとの調査結果を伝えた。当時はおよそ1000人が館内にいたとされており、推定の死者数は300人程度だった。

ロシアは9日の対独戦勝記念日に向けて軍事作戦を展開している。ロイター通信によると、ペスコフ大統領報道官は4日、プーチン大統領が戦勝記念日に「戦争状態」を宣言するとの見方について「あり得ない」と否定した。ロシアはウクライナ侵攻以降の一連の戦闘を「特別軍事作戦」と位置付けており、英国のウォレス国防相が戦争状態を宣言する可能性に言及していた。

ロシアの首都モスクワでは4日、戦勝記念日に備えて軍用機の飛行訓練が実施された。軍事パレードには全体でおよそ6万5000人の兵士が参加し、460機以上の航空機が登場する見通しだ。米ワシントン・ポストによると、ロシア軍はマリウポリでも戦勝記念日のパレードを計画中で、襲撃された施設などの撤去作業が進められているという。

プーチン大統領は核戦力を誇示することで経済制裁を強める欧米諸国をけん制してきた。9日にどのような演説に臨むかが焦点になる。

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