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欧州司法裁、ハンガリーの訴え棄却 「EU理念に違反」

ハンガリーのオルバン首相=ロイター

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の最高裁判所にあたる欧州司法裁判所は3日、2018年に欧州議会が決めたハンガリーへの制裁手続き入りについて、不当と主張していたハンガリー政府の訴えを退ける判断を示した。ハンガリー側は反発している。

欧州議会は18年、ハンガリーの政策がEUの基本的な理念に違反したとして制裁手続きに入ると賛成多数で決めた。少数民族の権利を軽視したり、表現や学問の自由などを軽視したりしていることを問題視した。欧州議会は可決に必要な3分の2の票が集まったとしたが、ハンガリーのオルバン政権は棄権票の扱いが不当だったとして、決議の無効を訴えていた。

AFP通信によると、ハンガリーのバルガ司法相は「受け入れがたく、衝撃的だ」と批判した。制裁はまだ決まっていないが、最も重い内容ではEU内での意思決定でハンガリーの議決権を停止する措置がある。

ハンガリーはポーランドとともに、EU本部と民主主義や法の支配といった基本的な理念を巡って長らく対立してきた。EUはハンガリーなどに是正を促しているものの、過度に強い姿勢を取ればEUが分裂しかねないジレンマに直面している。

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