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WHO事務局長、コロナワクチン知財権停止「実現を」

テドロス事務局長はコロナワクチンの知財権一時停止を呼びかけた=ロイター

【パリ=白石透冴】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日、新型コロナウイルスのワクチンについて「知的財産権の一時停止は重要だ。各国首脳は実現してほしい」と語った。一時停止で各国が生産量を増やしやすくなり、コロナ禍の終息が早まると訴えた。

記者会見で「コロナ禍は前例のないできごとだ。今停止しなくていつするのか」などと呼びかけた。オンライン形式で出席した英国のブラウン元首相も停止に賛同し「我々は働きかけを強めていく」と語った。同氏やオランド前仏大統領などはこのほど米バイデン政権に「ワクチンのノウハウと技術を共有する必要がある」などとする書簡を送っている。

一時停止はインドと南アフリカが2020年10月に提案した。発展途上国の支持を受ける一方、先進国は「研究開発の意欲をそぐ」「生産能力の上限もある中で、知財権を停止すれば問題が解決するわけではない」などと反対してきた。

英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によると、5月1日時点で1回以上ワクチン接種を受けた人の割合は英国で約51%、米国で44%だが、アフリカでは約1%にとどまる。

一方、米医療メディア「スタット」は3日、17年に就任し22年に任期満了を迎えるテドロス氏が再選を目指す意向だと報じた。WHOは21年9月まで立候補者を募ることになっており、対抗馬が出るかは明らかになっていない。

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