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BMWとフォード、全固体電池の米社への出資拡大

BMWは25年までに全固体電池を搭載する車両の路上試験を始める=同社提供

【フランクフルト=深尾幸生】独BMWと米フォード・モーターは3日、次世代電池の「全固体電池」を開発する米スタートアップ企業、ソリッドパワーへの出資を拡大すると発表した。今回の出資額はほかの企業とも合わせて1億3千万ドル(約140億円)。BMWとフォードはそれぞれ2022年に試験用の自動車向け全固体電池を調達する。

全固体電池は現在の電気自動車(EV)などで使われているリチウムイオン電池よりもエネルギー密度が高く、走行距離を長くしたり、充電時間を短くしたりできる。ソリッドパワーは既に20アンペア時の全固体電池を生産しており、22年に自動車向けに使える大容量の100アンペア時の製品を試験ラインで生産する。

BMWは25年までに全固体電池を搭載した車両の路上試験を始め、30年までに発売する計画だ。BMWとフォードはこれまで個別にソリッドパワーに出資、それぞれ同社と電池の共同開発をしている。出資比率は明らかにしていないが今回の出資で両社の出資比率は同じになり、ソリッドパワーの取締役会にそれぞれの代表が参加する。

全固体電池をめぐっては、トヨタ自動車が先行し20年代前半に発売するモデルに搭載すると表明している。独フォルクスワーゲン(VW)は全固体電池開発スタートアップの米クアンタムスケープに出資し、25年以降に同電池を搭載した車両を発売する計画を掲げるなど、開発競争が激しくなっている。

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