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ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソン制圧か 主要都市で初 

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【ルブリン(ポーランド東部)=木寺もも子】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はウクライナ時間の2日夜、ウクライナ側からの情報としてロシア軍が南部の都市ヘルソンを制圧したと報じた。事実なら侵攻が始まって以来初めての主要都市陥落になる。

同紙はヘルソン市長の話として、ウクライナ軍がヘルソンから北西に退却し、ロシア軍が市庁舎などに入ったと伝えた。ロシア軍はヘルソンに新たな統治機構を設立する考えを示したという。ウクライナ側は民間人を含む約300人が死亡したもようだ。

黒海に近いヘルソンは人口約30万人で、陥落が事実ならこれまでロシア軍が制圧した都市の中で最大。戦略的な要衝ともみられている。ロシアは2日午前に制圧を発表したが、抵抗が続いているとの情報もあった。米国防総省高官は2日夜(米東部時間2日昼ごろ)、記者団に対してヘルソンをめぐり「激しい戦闘中だ」と語っていた。

一方、ロシア国防省は2日夜、ウクライナでの軍事作戦でこれまで兵士498人が死亡し、1597人が負傷したと明らかにした。ロシアメディアが伝えた。ロシア側が死傷者を公表するのは初めて。ウクライナ側はロシア兵の死者が7000人以上とし、双方の主張には大きな開きがある。

米国防総省高官は「ロシア国防省が提供する全ての情報を極めて懐疑的にみることを勧める」と強調した。ロシアが死者数を過少に発表しているとの見方を示唆した。

停戦を巡る2回目の対話は2日夜にも開かれるとの報道があったが、開催されたとの情報はない。ロシアメディアは、ウクライナ側の代表団が3日午前にベラルーシ国内の開催場所に到着するというロシア側の見通しを伝えた。

ロシアによるウクライナ侵攻は開始から1週間がたち、民間人を含む犠牲者が増えている。首都キエフでは食料不足も起きつつあるもようだ。

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