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英BP、7~9月最終赤字2900億円 評価損も収益力は回復

【ロンドン=篠崎健太】英石油大手BPが2日発表した2021年7~9月期決算は、最終損益が25億4400万ドル(約2900億円)の赤字(前年同期は4億5000万ドルの赤字)だった。天然ガス相場の急騰で、在庫のリスク管理に使うヘッジ取引に会計上の評価損が発生した。特殊要因を除く調整後の純利益は前年同期比39倍の33億2200万ドルとなり、収益力は大きく回復した。

本業は回復が鮮明だ。売上高は前年同期比37%増の361億7400万ドル。石油や天然ガスなど資源相場の上昇でエネルギーの販売価格が高まり、精製の利ざやも改善した。本業で稼いだ現金を示す営業キャッシュフローは59億7600万ドルの黒字で、黒字幅が15%増えた。

最終損益が赤字になったのは国際会計基準(IFRS)に基づき、販売在庫のリスク管理に使うヘッジ取引で公正価値評価による損失を計上したため。液化天然ガス(LNG)の相場が9月末にかけて急上昇したことで、あらかじめ価格を決める先渡し取引に評価損を計上した。英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルも同様の要因で7~9月期は最終赤字になった。

収益環境の改善を踏まえ、22年初めにかけて12億5000万ドル規模の自社株買いを追加で実施すると表明した。

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