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トルコ大統領「7~8月ごろ利下げを」 リラ再び最安値

エルドアン大統領は「金利は悪」と公言する=ロイター

【イスタンブール=木寺もも子】トルコのエルドアン大統領は1日深夜、国営放送のインタビューを受け、「7~8月ごろに金利は下がり始めるべきだ」と述べた。中央銀行総裁に利下げが必要だとの考えを伝えたとも明らかにした。通貨リラは直後の2日未明に急落し、対ドルの史上最安値を更新した。

リラは一時、前日比4%近く安い1ドル=8・8リラ台を付けた。リラは過去1年で2割下落しており、5月末にも最安値を更新したばかりだ。

エルドアン氏はインタビューで、投資を促進して経済を安定させるには利下げが必要だとし、「(高い)金利はインフレを引き起こす」という従来の持論を繰り返した。同氏は金利を下げれば生産コストが下落し、物価上昇が抑えられると説明した。だが、経済学では利下げはインフレにつながるとの考えが一般的だ。

エルドアン氏は3月、インフレ対策で金融引き締めを進めたアーバル前中銀総裁を解任し、政策的に自らに近いカブジュオール氏を後任に充てた。同氏の就任後にリラが急落したため、カブジュオール氏はこれまで利下げを行わず19%の主要政策金利を維持している。

トルコはエネルギーなどを輸入に頼っており、リラ安は物価上昇をもたらす。消費者物価指数(CPI)は前年同月比で17%上昇しており、市民の懐を直撃している。

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