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「ロシア側に首脳会談の用意」 ウクライナ交渉団が説明

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【イスタンブール=木寺もも子】ロシアとの停戦交渉にあたっているウクライナの交渉団メンバーは2日、ロシア側が停戦合意の草案について、首脳会談が可能なレベルに達しているという認識を示したと明らかにした。インタファクス・ウクライナが伝えた。事実であれば停戦に向けて前進するが、ロシア側からは慎重なコメントも出ている。

ウクライナとロシアは3月29日にトルコで対面の停戦協議を開き、ウクライナ側が具体的な提案をした。ロシアは持ち帰って検討することになった。両者はその後、オンラインで協議を続けるとしていた。

ウクライナ交渉団メンバーのダビド・アラハミヤ氏によると、1日に行われたオンライン協議で、「ロシアは、合意の草案が直接の首脳会談を開くのに十分なだけ煮詰まったとする我々の主張を認めた」という。ウクライナのテレビの電話インタビューで語った。

3月29日の停戦協議では、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟するのを断念する代わり、NATOに匹敵する強力な条約で欧米や中ロ、トルコなどがウクライナの安全を保証するという案などを示した。ロシアはウクライナのNATO加盟に反対している。

同氏は「ロシアはすべての立場について正式な回答を寄越し、クリミアの問題を除いて受け入れた」とも述べた。ロシアが2014年に一方的に併合したクリミアについては、ウクライナ側は棚上げした上で今後15年以内に両国間で解決することを提案していた。

一方、ロイター通信などによると、ロシアのペスコフ大統領報道官は2日、交渉が「簡単ではない」などと述べた。

ウクライナ側が停戦に向けてゼレンスキー大統領とプーチン大統領の直接会談を求めていたのに対し、ロシア側はこれまで時期尚早との見方を示していた。仲介するトルコのエルドアン大統領が1日にプーチン氏と電話会談した際も、プーチン氏は前向きな姿勢を示さなかったとみられる。

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