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ロシア攻勢、ウクライナ東部で「失敗は明白」 英国分析

【カイロ=久門武史】英国防省は1日、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長が1月にウクライナ侵攻を指揮する総司令官に任命されて以降、東部ドンバス地方の制圧を目指したが「失敗がより明白になっている」との分析を公表した。ロシア軍が数万人の死傷者を出しながら制圧した地域はわずかだとした。

英国防省は、ロシア軍は昨年9月の部分動員令で多数の予備役を投入したものの「ほとんど無駄に終わった」と指摘した。ロシアの政治指導者がゲラシモフ氏の失敗をどこまで許容するかが問題になるとの見方も示した。

ロシアが掌握を目指すウクライナ東部の要衝バフムトの攻防戦は、膠着が続いている。ミリー米統合参謀本部議長は3月29日「過去20、21日間、ロシア側はバフムトやその周辺で全く前進していない」との分析を明らかにした。

一方、ポーランドのモラウィエツキ首相は1日、ウクライナがポーランド製の装甲車「ロソマク」を100両調達すると表明した。欧州連合(EU)と米国からの資金で購入するという。

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ウクライナ侵攻

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