/

欧州LCC最大手、旅客需要「夏に回復」 ワクチン接種で

ライアンエアーのオライリーCEOは、ワクチン接種が進むことで行動制限が緩和されると期待する(2019年10月、ロンドン)=ロイター

【ロンドン=佐竹実】欧州格安航空会社(LCC)最大手ライアンエアー・ホールディングス(アイルランド)のマイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は1日、2021年夏の航空需要について「力強い回復を見込んでいる」と述べた。英BBCのインタビューに答えた。英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいるため、行動規制が緩和されるとの見通しを示した。

英国では930万人近くがワクチンの1回目の接種を受けた。政府は3月末までに50歳以上の全ての人への接種を目指している。オライリー氏は欧州各国でも6月に向けワクチン接種が進むと指摘し、「ワクチン接種により旅行規制は緩和されるはずだ。英国人によるスペインやポルトガルなどへの今夏の旅行は力強く回復するだろう」と予想した。

同社が1日発表した20年10~12月期決算によると、最終損益は3億600万ユーロ(約388億円)の赤字となった。前年同期は8800万ユーロの黒字だった。旅客数は810万人と、前年同期から78%減った。クリスマスの書き入れ時に新型コロナによる外出制限が敷かれたことが響いた。

21年3月期通年では10億ユーロ規模の最終赤字を見込んでおり、同社は「35年の歴史の中で最も試練の年になる」としている。一方で、欧州各国政府の給与支援策の活用やコストカットにより、12月末時点の手元資金は35億ユーロを確保した。同社は「競合他社が苦戦する中、欧州市場での成長に向けた対策が可能だ」としている。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン