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座礁の損害「10億ドル」、スエズ運河庁長官が見通し

再開したスエズ運河を通航するコンテナ船(3月30日、エジプト北部イスマイリア)

【カイロ=久門武史】コンテナ船「エバーギブン」が離礁して3月29日に通航が再開したエジプトのスエズ運河では、「渋滞」の解消に向け、31日も平時の上限に近い81隻が通過した。スエズ運河庁のラビア長官は同日、座礁による損害が「10億ドル(約1100億円)を超える」との見通しを地元テレビに明かした。

ラビア氏は座礁のため運河内や両端で足止めされていた422隻のうち、過半数が31日までに通過したと述べた。離礁後の29日夜の記者会見で、すべての通過が終わるまで「3日から3日半」かかるとの見通しを示していた。

一方、運河庁の損失について29日の会見では「1日1200万~1500万ドル」と主張していた。遮断されていたのは6日あまりだが、31日の主張では10億ドルと、大幅に増えた。しゅんせつ作業にかかった費用などを加えたという。

運河庁は31日、座礁原因の本格調査を始めた。エバーギブンを運河の途中にある湖に停泊させ、乗組員への聞き取り調査や潜水士による船体確認を実施した。正式な補償額や支払い責任を検討する材料にする。ラビア氏は原因について悪天候のほか、技術的問題や人的ミスの可能性を指摘していた。

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