21年の米IPO、初の1000社超 SPACで上場減少に転機
[有料会員限定]
【ニューヨーク=宮本岳則】米国の新規株式公開(IPO)市場が活況だ。2021年の新規上場社数は前年比2倍となり、初めて1000社を超えた。株高傾向に加えて、特別買収目的会社(SPAC)の存在が大きい。上場企業数の減少傾向に歯止めがかかる可能性が出てきた。22年も企業価値10億ドル(約1140億円)を超える有力ユニコーンが上場を控えている。
米調査会社ディールロジックによると、米国市場における21...
【ニューヨーク=宮本岳則】米国の新規株式公開(IPO)市場が活況だ。2021年の新規上場社数は前年比2倍となり、初めて1000社を超えた。株高傾向に加えて、特別買収目的会社(SPAC)の存在が大きい。上場企業数の減少傾向に歯止めがかかる可能性が出てきた。22年も企業価値10億ドル(約1140億円)を超える有力ユニコーンが上場を控えている。
米調査会社ディールロジックによると、米国市場における21...