/

米ゼロックスCEOが死去 富士フイルムとの合弁解消主導

(更新)

【米州総局=清水孝輔】米事務機器大手ゼロックスは6月29日、ジョン・ビセンティン最高経営責任者(CEO)が進行中の病気の合併症が原因で死去したと発表した。59歳だった。ビセンティン氏は2018年に同社株主で著名投資家のカール・アイカーン氏の推薦でCEOに就任し、富士フイルムホールディングスとの合弁解消を主導した。

ビセンティン氏は28日に死去した。ゼロックスは具体的な死因を明らかにしていない。同社は不測の事態としており、スティーブ・バンドローザック最高執行責任者(COO)が暫定CEOを務める。バンドローザック氏は「ジョンのビジョンは明確だった。ゼロックスのチームはそれを全うする」とコメントした。

ゼロックスは18年1月、富士フイルムによる買収を受け入れると発表した。だがゼロックス大株主のアイカーン氏が反対し、同社は一度結んだ買収契約を同年5月に一方的に破棄した。ビセンティン氏は契約破棄の直後にアイカーン氏の推薦でゼロックスのCEOに就任した。

ゼロックスは19年11月、富士フイルムと結んでいた合弁契約の解消で合意した。ゼロックスが25%を出資していた富士ゼロックス(当時)の保有株式を全て富士フイルムに売却した。ビセンティン氏はその直後に時価総額で約3倍だった同業大手HPの買収をめざしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による事業環境の変化で計画は頓挫した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン