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完全非核化へ対話探る 米、対北朝鮮政策の見直し完了

(更新)
バイデン米政権は対北朝鮮政策の検証を終えた=AP

【ワシントン=永沢毅】サキ米大統領報道官は30日、対北朝鮮政策の検証作業を終えたと明らかにした。「私たちの政策は緻密かつ現実的なアプローチを取る。北朝鮮との外交の窓は開いており、外交を探っていく」と述べた。北朝鮮との対話を通じて完全な非核化をめざすと強調したが、詳細な説明は避けた。

大統領専用機で記者団の質問に答えた。サキ氏は「私たちの目標が朝鮮半島の完全な非核化であるのは変わらない」と表明。「大きな合意の達成に重点的に力を入れたり、戦略的忍耐に頼ったりはしない」とも語った。

トランプ前政権は米朝首脳会談を通じて全面的な非核化と引き換えに制裁を完全に解除する包括合意である「ビッグディール」をめざした。オバマ元政権は北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動をとるまで待つ「戦略的忍耐」を採用したが、いずれも非核化の進展につながらなかった。サキ氏はいずれの手法もとらないとの認識を示した。

米国は5月初旬のロンドンでの主要7カ国(G7)外相会合にあわせた日米外相会談の場などを活用し、日本や韓国に新たな政策について説明する。サキ氏は「韓国や日本、他の同盟国、友好国と相談を続ける」と述べた。

バイデン政権は1月の政権発足後に歴代米政権の対北朝鮮政策の検証を始めた。2月中旬から複数のルートを通じて北朝鮮との接触をはかったことが明らかになっている。北朝鮮からの返答はなく、3月下旬には短距離弾道ミサイルを1年ぶりに発射するなど挑発行為を再開した。

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