米国の失業保険、新規申請19.8万件 3週間ぶり増加

【ワシントン=赤木俊介】米労働省が30日発表した失業保険統計(季節調整済み)によると、3月19〜25日の週間の新規失業保険申請件数は前週から7000件増加し、19万8000件となった。3週間ぶりに増加し、ダウ・ジョーンズ集計の市場予測(19.5万件)を上回った。4週間移動平均は前週から2000件増え、19万8250件となった。
3月12〜18日の総受給者数は前週の改定値から4000人増え、168万9000人となった。

新規申請件数は米企業の解雇動向を映す。米ウォルト・ディズニーは28日、7000人の人員削減に着手したと発表した。